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アガリビト3
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<br> '''32 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:08:48.57 ID:Li7Jq6YN0'''<br> とりあえず保守してる人にお疲れと言いたい<br> それに見合うほどの話しじゃないかもだけど頑張ってまとめてきたいと思います<br> <br> バーチャンに昼頃連絡しました。<br> 数日前家に行った際あまり話が出来なかった事もありお礼もかねての連絡でした。<br> 車上荒らしの事はあまり心配させたくなかったので触れないつもりでしたが<br> なにせ狭い集落の事件なので話が広まるのが早いのかバーチャンから切り出してきました。<br> 「バーチャン年金もらってるから困ったら言うんだよ」と23にもなって祖母に小遣いの心配をされました<br> まぁそこからは普通に世間話してたんだけど「アガリビト」の話をどう切り出そうか<br> 一応バーチャンは話したがらなそうだしヘタに切り出すと誤摩化されるかも、迷ったあげく<br> 俺「会社の非常に迷惑な人がいて困っている、名前が変な人は性格も変なのかな?」<br> ↓<br> バーチャン「どんな名前の人?」<br> ↓<br> 俺「アガリさんっていうんだけどさ変な名前だよね、ん?そういえばどこかで聞き覚えない?」<br> <br> みたいな感じで懐古しつつアガリビトの話題をさりげなく出してみた<br> <br> <br> '''33 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:16:11.11 ID:Li7Jq6YN0'''<br> 少し無理があったけど自然な感じであの時の話に着地出来た<br> 「昔俺がバーチャン家の近くで裸の男に殺されかけた事あったの覚えてる?」<br> そしたらバーチャンは懐かしそうに「ああ、あの時は動転しててなだめるのが大変だったわ」とか言ってた。<br> 普通に懐古してるみたいで心が少し痛んだが<br> 「あれ大人になってからも気になってたんだけど一体なんだったの?」ってストレートに聞いてみた。<br> <br> そしたらバーチャンは急に「今仕事中でしょ?大丈夫なの?」とソワソワしだした。<br> 流石に当時子供だった俺に話すレベルで納得してもらえないと感じたのかもしれない。<br> <br> <br> '''34 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:19:52.74 ID:Li7Jq6YN0'''<br> こうなったら奥の手を使うしか無い<br> 「実は今結婚を考えている人がいてもしも結婚したらそっちに移住することも考えている<br> でもそっちで子供を育てる時に子供の頃の俺みたいな目にあったらと思うと心配だから」<br> <br> もちろん嘘ですけど何か?彼女すらいないけど何か?<br> すまんバーチャン近々遊びに行くから勘弁してくれ<br> ついにバーチャンは重い口を開けて話し始めた。<br> <br> <br> '''38 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:31:58.82 ID:Li7Jq6YN0'''<br> バーチャンの話はこんな感じだった<br> 「アガリビト…あがりさんってこの辺の人は呼んどるけど危ないものじゃないんだよ<br> 神様…守り神みたいなものなんだよ、あれは人間だと思っとる人も村には沢山いるけどね。<br> そりゃ今みたいに飛行機でどこまでも行けるような時代にね山に神様がいて<br> それが人間の姿をしているけど神様なんだよって言っても若い人は信じれないかもしれないけど<br> 私はねあんたみたいに若い頃に一度アガリさんを見たことがあるんだよ」<br> <br> とまるで子供に言い聞かせるように電話で話し始めた。<br> <br> <br> '''41 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:40:30.67 ID:Li7Jq6YN0'''<br> バーチャンがまだ若い頃<br> 戦争は終わりかけで村には町から疎開で沢山の子供が村にあふれかえっていた。<br> 村の小学校のグラウンドは全部畑になって芋やら大根やらを植えて疎開してきた人の食料を補っていたらしい。<br> 畑を耕すのは今まで桑なんか触った事も無い町の子供達だ<br> 女学生だったバーチャンは気の毒に思ってよく肝油や角砂糖なんかを配ってたらしい<br> 食料も豊富で安全と言われて疎開してきたけれど現実はシラミだらけの煎餅布団と畑仕事<br> 子供達はどんどん痩せていったそうだ。<br> そしてある夜の事数人の子供が疎開先から脱走し畑の野菜を盗み山に逃げ込んだらしい<br> <br> <br> '''42 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:50:13.76 ID:Li7Jq6YN0'''<br> んで捜索隊が結成されてバーチャンも男の人数人と森に探しに行ったらしい。<br> 熊とかも出るし暗いしめちゃくちゃ怖かったけどバーチャンは腹が減って腹が減って仕方なかったらしく<br> 捜索隊の人とわざとはぐれてジネンジョを掘りにいったらしい。<br> 道からはずれたところで野生のジネンジョをみつけて川で洗い生で食べていると<br> 人の声が向こう側から近づいてくる。<br> バーチャンはあわてて道から離れて木の陰に隠れたらしい。<br> もしもこんなところを見られたら家族が何を言われるか分からないとの一心で<br> ブルブル震えながらやり過ごしてたらしい。<br> 敵の飛行機より同じ国のお隣さんのほうがこわいなんて変な時代だったわ<br> とバーチャンはふんと笑いながら懐かしそうに語った。<br> <br> <br> '''43 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/05/31(月) 23:59:36.13 ID:Li7Jq6YN0'''<br> バーチャンは隠れてやりすごそうと声のする方を見ていたら<br> 何故か歌みたいなものが聞こえてきたらしい。<br> 詩吟みたいな間延びした歌を歌いながらゾロゾロと数人の人影が歩いているのが見えたそうだ。<br> しかしその集団は明らかに村の捜索隊ではなかった。男も女も全員裸で目が虚ろで<br> 体も村人とはちがい幾分かふくよかな気がする。<br> いや、服を着ている子供がいる。<br> そばをフラフラ歩いているのは行方不明になっていた疎開してきた小学生だった。<br> <br> バーチャンは怖くて仕方が無かったけど<br> もしかしたらこの人たちは川を渡ってやってきた隣村のやつらかもしれない。報告の必要がある。<br> 怖くて仕方が無かったがバーチャンは集団の後を追いかけることにしたらしい。<br> <br> <br> '''44 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 00:09:44.37 ID:p4/gTsPX0'''<br> バーチャンは子供だけでも助けようとしたのだが裸の集団に囲まれていて手出しが出来ない。<br> こんな時代だし人足としてどんな扱いを受けるか分かったもんじゃない<br> 幸い月が出ていて集団を見失う事は無かったが無事に帰れるか不安だったらしい。<br> 小一時間程歩き集団は森の開けた場所で立ち止まった。<br> バーチャンは遠巻きに見ていたが何やら暗い塊みたいなものの周りに集団が集まり始めた<br> <br> しばらくするとその黒い塊がもそもそと動き始めぐっと起き上がった。<br> その塊は人の形をしているが普通じゃない形をしていたとバアチャンは話してくれた。<br> <br> <br> '''45 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 00:28:59.53 ID:p4/gTsPX0'''<br> その黒い塊の上半身はノートルダム協会の大聖堂に住んでるせむし男(昔の洋画に出てくるらしい)<br> みたいな形をしていて首と手足がヒョロヒョロに長かったらしい。<br> 動きも操り人形みたいに地に足がついていないようなフラフラとした動きで<br> バーチャンはそれを見てると心細くなるわ怖いわで泣きそうになるのを必死で堪えたらしい。<br> <br> しばらくすると黒い生き物が詩吟のような歌を歌い始めた<br> とても良い声だったのが逆に不安になりガタガタ震えていると<br> 今までてんでバラバラに唸るように歌っていた集団が黒い生き物にあわせて歌い始めた。<br> 声が揃うとパグパイプみたいな音だったらしい<br> ん~ん~ん~、としばらく宙を見つめながら歌っていた集団<br> しばらくすると黒い生き物が地面に屈むと集団はピタリと歌うのをやめた。<br> そして集団は子供の服を脱がせ黒い生き物の前に連れて行った。<br> 黒い生き物は手段に何かを話すとパタリと集団の中の一人が倒れたらしい。<br> するとまた集団はバラバラに詩吟を歌いながらどこかに子供を連れて行ってしまった。<br> その場に残ったのは黒い生き物と倒れている裸の人<br> <br> バーチャンは逃げたくて仕方がななったが怖くてその場から動けなくなってしまったらしい。<br> <br> <br> '''47 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 00:37:09.34 ID:p4/gTsPX0'''<br> いまからここで怖いことがおこる。<br> 直感で感じるのだが体が動かない、声も出ない、もう気が動転して<br> とりあえず指一本、叫び声一つあげなければそのまま自分は石みたいにカチコチになってしまうと思ったらしく。<br> 無茶苦茶に叫ぼうとしたらしい。<br> しばらく頑張ってると喉の奥の方から蚊の鳴くような声で<br> 「………ぅぁ」<br> とうなり声がやっと出た。すると黒い塊がふらりとこっちを見た気がして<br> バーチャンはそのまま気を失ったらしい。<br> <br> 俺の頭の中には昔見たアガリビトの目が鮮明に浮かび上がっていた。<br> これね→<●> <●><br> <br> で気がつくとバーチャンは家の布団で寝てたらしい。<br> <br> <br> '''57 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 04:37:08.64 ID:p4/gTsPX0'''<br> すまん寝落ちしてた<br> 残りどうしよう<br> <br> <br> '''58 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 04:46:30.16 ID:p4/gTsPX0'''<br> イスで寝ると頭痛くなるよね…<br> まぁバーチャンの話はこんなところです。<br> 年配の人の話なので同じ事を何度も話すしゆっくりだし<br> すこし昔の言葉で聞き取りづらかったけど多分こんな感じです。<br> 読みやすさの為に若干僕の推測と言いますか想像も入ってますが<br> バーチャンの話のスジはだいたいこんな感じでした。<br> <br> <br> '''61 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 05:05:51.62 ID:p4/gTsPX0'''<br> 今携帯見たらAさんの奥さんが紹介してくれた人から着信が入ってた。<br> アガリビトを個人的に調べてる人らしいんだけどバーチャンの話を聞く限り<br> ただの村の風習ってわけじゃなさそうだしオカルティックな人だったら嫌だなぁ<br> 厨二っぽいことつらつらと語られても困るしなぁ…<br> 正直俺自身子供の頃の体験を掘り下げてここまで話が広がるとなんかあるんじゃないか<br> 少し不安になってきたけど内心ワクワクしてる自分もいる。<br> <br> もしもその人と連絡取れて聞きたい事とかあったら書いておいてくれれば質問しとく。<br> 俺としてはけっこうお腹いっぱいだし最近トラブル続きで<br> 正直なにかあるんじゃあないかとビビってるんで客観的な意見をよろしく。<br> <br> <br> '''62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 05:07:46.98 ID:S74zPlDa0'''<br> 死人の指紋にマッチした時点で嘘だってわかるw<br> 病的な嘘つきなんだな 釣り宣言もしないんだろ?<br> <br> <br> '''64 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 05:27:14.51 ID:p4/gTsPX0'''<br> >>62<br> まぁネタだと思ってくれるんだったらそれでもいいかな<br> 正直こんな話信じろってのが無理な話だし。<br> <br> ただ嘘だったら俺と悪霊が戦って破ぁッとかやるスタイリッシュアクションにするよ<br> このgdgdな感じが申し訳ないんだよな…<br> 保守してくれてる人も何人かいるし真相にたどりつけれたらそれでいいんだけど<br> 俺調べるって言ったらググるくらいしか出来ないし。<br> <br> <br> '''69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 09:13:50.96 ID:1aRxWgb40'''<br> おー、やってたのか<br> ちょっと興味がわいたんだけど、◆0mw8mBzt1.eVが見たアガリビトって<br> どんな感じだった?<br> 性別、年齢、身なり・・・その辺詳しく教えてくれ<br> <br> <br> '''74 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 14:54:43.59 ID:p4/gTsPX0'''<br> ただいま<br> 少ししたら出かけるけど帰ってきた。<br> <br> >>69<br> そうだなー<br> けっこう昔の事だしあんまり鮮明には覚えてないけど<br> 若いようでガリガリの老人見たくも見える?みたいな<br> 髪は長くてアシモウォークするってくらいかなぁ<br> へたくそだけど絵描いてみるお<br> <br> <br> '''76 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 15:27:09.38 ID:p4/gTsPX0'''<br> なんか気持ち悪い感じになった…<br> ねこぢるとかに出てきそう<br> [[ファイル:アガリビト04.jpg|none|アガリビト]] <br> <br> <br> '''78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 15:42:50.22 ID:1YgJKOEE0'''<br> こういう絵って下手な方が雰囲気が出て怖いよね<br> <br> <br> '''79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 16:30:31.03 ID:O0RtkTVG0'''<br> パート化するにしてももっと考えてタイトル付けろよ<br> どう見てもアガリビト専用スレじゃねーか<br> 別に突発で事件スレ立てようにもここがあるから重複臭くなるし<br> <br> <br> '''80 :アガリビトの人 ◆0mw8mBzt1.eV :2010/06/01(火) 17:05:05.48 ID:p4/gTsPX0'''<br> ごめんね…<br> えっと全然俺専用スレじゃないんで不思議な話とか貼って下しあ<br> <br> <br> '''81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 17:11:57.40 ID:HoBNnDtl0'''<br> うーそくさーくて反吐が出ますね。<br> 創作文下手だよ<br> <br> <br> '''82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 18:16:37.10 ID:lLjyvRX90'''<br> 絵が思ったより上手くてワロタ<br> <br> <br> '''83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 19:16:49.36 ID:+lZBATFI0'''<br> どんどんうそ臭くなって来てがっかりだ<br> <br> <br> '''84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 20:30:40.95 ID:d1pdsZSR0'''<br> うそ臭いって書き込んでる連中は実はアガリビトとやらを振興している連中だったり・・・<br> <br> なこたぁないか<br> <br> <br> <br> == 関連項目 == *[[アガリビト1]] *[[アガリビト2]] <br> <br> == 外部リンク == 引用元:<html><a href="https://yutori7.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1275236424/">【事件異次元】霊関係でない不気味・不思議な話【アガリビト】</a></html> <br> <br> == コメント == <comments /> <br> [[Category:不思議]] [[Category:山]] [[Category:未解決事件]] {{DEFAULTSORT:あかりひと3}} <br><br>
編集内容の要約:
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