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2023年3月21日 (火) 16:27時点における
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(ページの作成:「== 概要 == ネット掲示版に書き込まれた呪い == 本編 == '''504 :連休厨:02/05/02 01:50''' 呪い系。<br> 似たようなやつをこのスレのどっかで見たことあるけど<br> 原文に近いかも。廃棄直前Q8のBBSログからハケーン<br> <br> <nowiki>----</nowiki> Message # 26 is from: *****<br> Time: 97/04/30 1:02:02 Category 8: フリートーク<br> Subj: 自己責任で読んでね<br> <br> こんなん手に入…」)
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== 概要 == ネット掲示版に書き込まれた呪い == 本編 == '''504 :連休厨:02/05/02 01:50''' 呪い系。<br> 似たようなやつをこのスレのどっかで見たことあるけど<br> 原文に近いかも。廃棄直前Q8のBBSログからハケーン<br> <br> <nowiki>----</nowiki> Message # 26 is from: *****<br> Time: 97/04/30 1:02:02 Category 8: フリートーク<br> Subj: 自己責任で読んでね<br> <br> こんなん手に入れました。<br> マジでヤバイかも…ログ全部巡回して目を通してる<br> *****さん注意(汗)<br> <br> o(x_x)oカ?クカ?ク<br> <br> <br> %%%%%%%%<br> <br> あらかじめお断りしておきますが、この話を読まれ<br> たことでその後何が起きても保証しかねます。<br> <br> *自己責任の下で読んで下さい。<br> *保証、責任は一切持ちません。<br> <br> 5年前、私が中学だった頃、一人の友達を亡くしま<br> した。<br> <br> 表向きの原因は精神病でしたが、実際はある奴等に<br> 憑依されたからです。<br> <br> 私にとっては忘れてしまいたい記憶の一つですが、<br> 先日古い友人と話す機会があり、あのときのことを<br> まざまざと思い出してしまいました。<br> ここで、文章にすることで少し客観的になり恐怖を<br> 忘れられると思いますので、綴ります。<br> <br> <br> 私たち、(A・B・C・D・私)は、皆家業を継ぐ<br> ことになっていて、高校受験組を横目に暇を持て余<br> していました。<br> <br> 学校も、私たちがサボったりするのは、受験組の邪<br> 魔にならなくていいと考えていたので、体育祭後は<br> 朝学校に出て来さえすれば後は抜け出しても滅多に<br> 怒られることはありませんでした。<br> <br> ある日、友人A&Bが、近所の屋敷の話を聞いてき<br> ました。改築したばかりの家が、持ち主が首を吊っ<br> て自殺して一家は離散、空き家になってるというの<br> です。<br> <br> '''505 :連休厨:02/05/02 01:53''' <br> サボった後のたまり場の確保に苦労していた私たち<br> は、そこなら酒タバコが思う存分できると考え、翌<br> 日すぐに昼から学校を抜けて行きました。<br> <br> 外から様子のわからないような、とても立派なお屋<br> 敷で、こんなところに入っていいのか、少しびびり<br> ましたが、ABは「大丈夫」を連発しながらどんど<br> ん中に入って行きます。<br> <br> 既に調べを付けていたのか、勝手口が空いていまし<br> た。書斎のような所に入り、窓から顔を出さないよ<br> うにして、こそこそ酒盛りを始めました。<br> <br> でも大声が出せないのですぐに飽きてきて、5人で<br> 家捜しを始めました。すぐCが「あれ何や」と、今<br> いる部屋の壁の上の方に気が付きました。<br> <br> 壁の上部に、学校の音楽室や体育館の放送室のよう<br> な感じの小さな窓が二つついているのです。「こっ<br> ちも部屋か」よく見ると壁のこちら側にはドアがあ<br> って、ドアは、こちら側からは本棚で塞がれていま<br> した。肩車すると、左上の方の窓は手で開きました。<br> <br> 今思うと、その窓から若干悪臭が漂っていることに<br> そのとき疑問を持つべきでした。<br> <br> '''506 :連休厨:02/05/02 02:14''' <br> それでもそのときの、こっそり酒を飲みたいという<br> 願望には勝てず、無理矢理窓から部屋に入りました。<br> 部屋はカビホコリと饐えたような臭いが漂っていま<br> す。雨漏りしているのかじめっとしていました。<br> <br> 部屋は音楽室と言えるようなものではありませんで<br> したが、壁に手作りで防音材のようなものが貼って<br> あり、その上から壁紙が貼ってあることはわかりま<br> した。湿気で壁紙はカピカピになっていました。<br> <br> 部屋の中はとりたてて調度品もなく、質素なつくり<br> でしたが、小さな机が隅に置かれており、その上に、<br> 真っ黒に塗りつぶされた写真が、大きな枠の写真入<br> れに入ってました。<br> <br> 「なんやこれ、気持ち悪い」と言って友人Aが写真<br> 入れを手にとって、持ち上げた瞬間、額裏から一枚<br> の紙が落ち、その中から束になった髪の毛がバサバ<br> サ出てきました。紙は御札でした。<br> <br> みんな、ヤバと思って声も出せませんでした。<br> 顔面蒼白のAを見てBが急いで出ようと言い、逃げ<br> るようにBが窓によじ登ったとき、そっちの壁紙全<br> 部がフワッとはがれました。<br> <br> '''561 :連休厨:02/05/02 20:24''' 漏れのは単なるコピペのつもりなんだけど…<br> (スレ2に似た話があるのは十分承知)<br> なんて云っても創作って云われるんだろうからまぁその辺<br> は行間を喚んでください<br> またはレス間を喚んでください<br> <br> では続きを<br> <br> *自己責任で喚んでください<br> <br> 部屋は音楽室と言えるようなものではありませんで<br> したが、壁に手作りで防音材のようなものが貼って<br> あり、その上から壁紙が貼ってあることはわかりま<br> した。湿気で壁紙はカピカピになっていました。<br> <br> 部屋の中はとりたてて調度品もなく、質素なつくり<br> でしたが、小さな机が隅に置かれており、その上に、<br> 真っ黒に塗りつぶされた写真が、大きな枠の写真入<br> れに入ってました。<br> <br> 「なんやこれ、気持ち悪い」と言って友人Aが写真<br> 入れを手にとって、持ち上げた瞬間、額裏から一枚<br> の紙が落ち、その中から束になった髪の毛がバサバ<br> サ出てきました。紙は御札でした。<br> <br> みんな、ヤバと思って声も出せませんでした。<br> 顔面蒼白のAを見てBが急いで出ようと言い、逃げ<br> るようにBが窓によじ登ったとき、そっちの壁紙全<br> 部がフワッとはがれました。<br> <br> 写真の裏から出てきたのと同じ御札が、壁一面に貼<br> ってありました。「何やこれ」酒に弱いCはその場<br> でウッと反吐しそうになりました。「やばいてやば<br> いて」「吐いてる場合か急げ」<br> <br> よじのぼるBの尻を私とDでぐいぐい押し上げまし<br> た。何がなんだかわけがわかりませんでした。後ろ<br> ではだれかが「いーーー、いーーー」と声を出して<br> います。きっとAです。祟られたのです。恐ろしく<br> て振り返ることもできませんでした。無我夢中でよ<br> じのぼって、反対側の部屋に飛び降りました。<br> <br> Dも出てきて、部屋側から鈍いCを引っ張り出そう<br> とすると、「イタイタ」Cが叫びます「引っ張んな<br> 足!」部屋の向こうではAらしき声がわんわん変な<br> 音で呻いています。Cはよほどすごい勢いでもがい<br> ているのか、Cの足がこっちの壁を蹴る音がずんず<br> んしました。<br> <br> '''562 :連休厨:02/05/02 20:26''' <br> 「B!かんぬっさん連れて来い!」後ろ向きにDが<br> 叫びました。「なんかAに憑いとる、裏行って神社<br> のかんぬっさん連れて来いて!」<br> <br> Bが縁側から裸足でダッシュしていき、私たちは窓<br> からCを引き抜きました。<br> 「足!足!」「痛いか?」<br> 「痛うはないけどなんか噛まれた」見るとCの靴下<br> のかかとの部分は丸ごと何かに食いつかれたように、<br> 丸く歯形がついて唾液で濡れています。相変わらず<br> 中からはAの声がしますが、怖くて私たちは窓から<br> 中を見ることができませんでした。「あいつ俺に祟<br> らんかなぁ」「祟るてなんやAはまだ生きとるんぞ」<br> 「出てくるときめちゃくちゃ蹴ってきた」<br> <br> <br> 「しらー!」縁側からトレーナー姿の神主さんが真<br> 青な顔して入ってきました。「ぬしら何か! 何しよ<br> るんか! 馬鹿者が!」一緒に入ってきたBはもう<br> 涙と鼻水でぐじょぐじょの顔になっていました。<br> 「ええからお前らは帰れ、こっちから出て神社の裏<br> から社務所入ってヨリエさんに見てもらえ、あとお<br> い!」といきなり私を捕まえ、後ろ手にひねり上げ<br> られました。後ろで何かザキっと音がしました。<br> 「よし行け」そのままドンと背中を押されて私たち<br> は、わけのわからないまま走りました。<br> <br> '''564 :連休厨:02/05/02 20:34''' <br> それから裏の山に上がって、神社の社務所に行くと、<br> 中年の小さいおばさんが、白い服を着て待っていま<br> した。めちゃめちゃ怒られたような気もしますが、<br> それから後は逃げた安堵感でよく覚えていません。<br> <br> それから、Aが学校に来なくなりました。私の家の<br> 親が神社から呼ばれたことも何回かありましたが、<br> 詳しい話は何もしてくれませんでした。ただ山の裏<br> には絶対行くなとは、言われました。<br> <br> 私たちも、あんな恐ろしい目に遭ったので、山など<br> 行くはずもなく、学校の中でも小さくなって過ごし<br> ていました。期末試験が終わった日、生活指導の先<br> 生から呼ばれました。今までの積み重ねまとめて大<br> 目玉かな、殴られるなこら、と覚悟して進路室に行<br> くと、私の他にもBとDが座っています。神主さん<br> も来ていました。生活指導の先生などいません。私<br> が入ってくるなり神主さんが言いました。<br> <br> 「あんなぁ、Cが死んだんよ」<br> <br> 信じられませんでした。Cが昨日学校に来ていなか<br> ったこともそのとき知りました。「学校さぼって、<br> こっちに括っとるAの様子を見にきよったんよ。病<br> 院の見舞いじゃないとやけん危ないってわかりそう<br> なもんやけどね。裏の格子から座敷のぞいた瞬間に<br> ものすごい声出して、倒れよった。駆けつけたとき<br> には白目むいて虫螺の息だった」<br> <br> Cが死んだのにそんな言い方ないだろうと思ってち<br> ょっと口答えしそうになりましたが、神主さんは真<br> 剣な目で私たちの方を見ていました。「ええか、A<br> はもうおらんと思え。Cのことも絶対今から忘れろ。<br> アレは目が見えんけん、自分の事を知らん奴の所に<br> は憑きには来ん。アレのことを覚えとる奴がおった<br> ら、何年かかってもアレはそいつのところに来る。<br> 来たら憑かれて死ぬんぞ。<br> それと後ろ髪は伸ばすなよ。もしアレに会って逃げ<br> たとき、アレは最初に髪を引っ張るけんな」<br> <br> <br> '''565 :連休厨:02/05/02 20:36''' <br> それだけ聞かされると、私たちは重い気持ちで進路<br> 室を出ました。<br> <br> あのとき神主さんは私の伸ばしていた後ろ毛をハサ<br> ミで切ったのです。何かのまじない程度に思ってい<br> ましたが、まじないどころではありませんでした。<br> 帰るその足で床屋に行き、丸坊主にしてもらいまし<br> た。<br> <br> '''568 :連休厨:02/05/02 21:02''' えーと続きます。<br> 詠むのがきついひとはオシッコいって毒気を抜いてください<br> だいぶん、違うと思います。<br> <br> *自己責任で喚んでください<br> *自己責任で喚んでください<br> <br> <br> 卒業して家業を継ぐという話は、その時から諦めな<br> ければいけませんでした。その後私たちはバラバラ<br> の県で進路につき、絶対に顔を合わせないようにし<br> よう、もし会っても他人のふりをすることにしなけ<br> ればなりませんでした。<br> <br> 私は、1年遅れて隣県の高校に入ることができ、過<br> 去を忘れて自分の生活に没頭しました。髪は短く刈<br> りました。しかし、床屋で「坊主」を頼むたび、私<br> は神主さんの話を思い出していました。今日来るか、<br> 明日来るか、と思いながら、長い3年が過ぎました。<br> <br> その後、さらに浪人して、他県の大学に入ることが<br> できました。しかし、少し気を許して盆に帰省した<br> のがいけませんでした。もともと私はおじいちゃん<br> 子で、祖父はその年の正月に亡くなっていました。<br> 急のことだったのですが、せめて初盆くらいは帰っ<br> てこんか、と、電話で両親も言っていました。それ<br> がいけませんでした。<br> <br> '''569 :連休厨:02/05/02 21:11''' <br> 駅の売店で新聞を買おうと寄ったのですが、中学時<br> 代の彼女が売り子でした。彼女は私を見るなりボロ<br> ボロと泣き出して、BとDがそれぞれ死んだことを<br> まくし立てました。<br> <br> Bは卒業後まもなく、下宿の自室に閉じこもって首<br> をくくったそうです。部屋は雨戸とカーテンが閉め<br> られ、部屋じゅうの扉という扉を封印し、さらに自<br> 分の髪の毛をその上から一本一本几帳面に張り付け<br> ていたということでした。鑞で自分の耳と瞼に封を<br> しようとした痕があったが、最後までそれをやらず<br> に自害したという話でした。<br> <br> Dは17の夏に四国まで逃げたそうですが、松山の<br> 近郊の町で、パンツ1枚でケタケタ笑いながら歩い<br> ているのを見つかったそうです。Dの後頭部は烏が<br> むしったように髪の毛が抜かれていました。Dの瞼<br> は、閉じるのではなく、絶対閉じないようにと自ら<br> ナイフで切り取ろうとした痕があったそうです。<br> <br> このときほど中学時代の人間関係を呪ったことはあ<br> りません。<br> <br> BとDの末路など、今の私にはどうでもいい話でし<br> た。つまり、アレを覚えているのは私一人しか残っ<br> ていないと、気づかされてしまったのです。<br> <br> '''570 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/05/02 21:16''' *自己責任*<br> <br> <br> 胸が強く締め付けられるような感覚で家に帰り着く<br> と、家には誰もいませんでした。後で知ったことで<br> すが、私の地方は忌廻しと云って、特に強い忌み事<br> のあった家は、本家であっても初盆を奈良の寺で行<br> うという風習があったのです。<br> <br> 私は連れてこられたのでした。<br> <br> '''571 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/05/02 21:17v *自己責任*<br> <br> <br> それから3日、私は9度以上の熱が続き、実家で寝<br> 込まなければなりませんでした。このとき、私は死<br> を覚悟しました。仏間に布団を敷き、なるだけ白い<br> 服を着て、水を飲みながら寝ていました。<br> <br> 3日目の夜明けの晩、夢にAが立ちました。Aは骨<br> と皮の姿になり、黒ずんで、白目でした。<br> 「お前一人やな」「うん」<br> 「お前もこっち来てくれよ」「いやじゃ」<br> 「Cが会いたがっとるぞ」<br> 「いやじゃ」<br> 「おまえ来んとCは毎日リンチじゃ。逆さ吊りで口<br> に靴下詰めて蹴り上げられよるぞ、かわいそうやろ」<br> 「うそつけ。地獄がそんな甘いわけないやろ」<br> 「ははは地獄か地獄ちゅうのはなぁ」<br> <br> そこで目を覚ましました。自分の息の音で喉がヒイ<br> ヒイ音を立てていました。枕元を見ると、祖父の位<br> 牌にヒビが入っていました。<br> <br> '''572 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/05/02 21:19''' *自己ノ責任ニ負イテ*<br> <br> <br> 私は、考えました。アレの話を私と同じように多く<br> の人に話せば、アレが私を探し当て、私が憑依され<br> る確率は下がるのではないか。<br> <br> ここまでの長文たいへん失礼しましたが、おおざっ<br> ぱな書き方では読んだ方の記憶に残らないと思った<br> のです。<br> <br> 読んだ方は、申し訳ないのですが犬に噛まれたとで<br> も思ってください。ご自分の生存確率を上げたけれ<br> ばこの文章を少しでも多くの方の目に晒すことをお<br> すすめします。<br> <br> == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} === 注釈 === {{Notelist}} === 出典 === {{Reflist}} == 関連項目 == == 外部リンク == [[Category:呪い]] {{DEFAULTSORT:じこせきにん}}
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