Jump to content
Toggle sidebar
Search
English
Create account
Personal tools
Create account
Log in
Pages for logged out editors
learn more
Talk
Contributions
Navigation
Main page
人気のページ
利用規約
Current events
Recent changes
Random page
お問い合わせ
Tools
What links here
Related changes
Special pages
Page information
In other languages
Editing
人に生える木(その後)
Page
Discussion
日本語
Read
Edit
Edit source
View history
More
Read
Edit
Edit source
View history
Warning:
You are not logged in. Your IP address will be publicly visible if you make any edits. If you
log in
or
create an account
, your edits will be attributed to your username, along with other benefits.
Anti-spam check. Do
not
fill this in!
<br> '''462 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 08:34:21 ID:qWLsRePB0'''<br> 以前[[人に生える木|人の背中から木が生えるのが見える人の話]]を書いたものです。<br> 未だ原因も不明で、その後の話を書くつもりも無かったのですが、<br> 先週の土曜日にとある事件が起き、それが以前の話と関係していそうなため、<br> なんら進展はありませんが、またここに書こうと思います。<br> 今回の話は、例の木の見える彼女と、その友達が出てきますが、<br> 便宜上、木の見える方をA美、その友達をT子とします。<br> <br> その日の夜、俺は前々日にあった実験のレポートがひと段落したため、<br> そろそろ晩飯でも買いに行こうかと準備をしていると、携帯にT子から電話があった。<br> T子から電話とは珍しいな、と思いつつ電話に出ると、彼女はかなり慌てた様子で俺に、<br> 『○○(俺の名前)って、前の話本気で信じてる?そこをまず確認したい』と唐突に言ってきた。<br> 俺は意味が解らず、「前の話?」と聞き返すと、<br> T子は『A美の木の見えるって話!覚えてない?』と言って来た。<br> 俺はそこで、「ああ、あれか」と思い出し、<br> 「そりゃ信じるも何も、あれだけの証拠見せられたら信じるしかないだろ。<br> それより何かあったのか?」と聞くと、<br> 唐突にT子は、<br> 『わかった、ちゃんと信じてるんだね?じゃあ今すぐ私の家に来て、ちょっとやばい事起きてるから…』<br> と言い出した。<br> 何がなんだか解らず、「別にいいけど、そもそも俺、お前の家知らないんだけど」と言うと、<br> T子は「じゃあ○○駅の近くにあるファミマで待ってるから』というと、一方的に電話を切ってしまった。<br> ○○駅は、俺の住んでいる場所から結構遠い。<br> 3駅先で乗り換え、更に4駅先なので、めんどくせーと思いながら準備をして電車に乗った。<br> その時は俺は、この出来事をかなり軽く考えていた。<br> <br> 1時間ほどで、T子が指定した駅に着いた。<br> 初めて降りる駅だったので土地勘が無く、ファミマを探すのに苦労するかな?と考えていたが、<br> ファミマはすぐに見付かった。<br> 店の前まで行くと、T子の横にA美がしゃがみこんでおり、どうやら泣いているらしい。<br> T子も真っ青な顔をしている。<br> 事態が全く飲み込めない俺だったが、それでも状況が結構深刻なことだけは2人の雰囲気から何となく解り、<br> 話の出来そうに無いA美ではなく、T子に「で、何があったんだよ」と聞いてみた。<br> <br> <br> '''463 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 08:35:03 ID:qWLsRePB0'''<br> するとT子はこう答えた。<br> 「A美と2人で家でご飯を食べていたら、テレビがおかしくなったんだけど、<br> 口では上手く説明できないから、とにかく見て欲しい。<br> テレビの故障とかじゃないと思う」という。<br> 何か漠然としすぎていて要領を得ないが、内心俺は、<br> たぶんA美に色々あったから、テレビの故障か設定ミスを大げさに考えすぎたんだろうな、と勝手に解釈し、<br> まだ泣いているA美の手を引っ張り歩いていくH子の、後を付いて行く事にした。<br> <br> 現地に着くと、そこはマンションだった。T子はそこの3階で、独り暮らしをしているらしい。<br> マンションのエレベーターに乗ると、T子に慰められていたA美はやっと泣きやみ、<br> 一言「変な事で呼び出してごめん」とだけ言って来た。<br> 部屋の前まで来ると、T子がとりあえず中のテレビの様子を見てきてくれという。<br> 流石に女の子の部屋に1人で上がりこむのは躊躇われたので、「いいのか?」というと、<br> 「見なきゃ説明できないでしょ!」と言うので、しかたなく一人で入りテレビの場所へ向かった。<br> <br> 部屋に入るとテレビがついており、一見すると特に変わった様子は見られない。<br> 余程慌てて出てきたのか、食べかけの食事がテーブルの上にあるが、<br> 特にそれ以上なにかあるように見えないため、俺は玄関にいる2人に向かって「何も無いけど?」と聞いてみた。<br> するとA美が、「テレビを良く見てみて。そうすれば解る」と言って来た。<br> 仕方なくテレビの画面をもう一度見てみると、おかしな事に気が付いた。<br> テレビでは何かバラエティー番組らしきものがやっているのだが、その映像に重なる形で別の映像が映っている。<br> 始めは画面の映りが良くないのかと思っていたが、そうではなく、よーく注意してみると、<br> 薄っすらとだが森?か林?のような場所を、大勢の人が奥に向かって歩いていく映像である事が解った。<br> 俺はちょっと気持ち悪いな…とは思ったが、まあテレビの混線か何かだろうと、チャンネルをいくつか変えてみたが、<br> どこでもやはり同じように、画面に薄っすらと同じ映像が映りこんでいる。<br> 更におかしなことに、混線ならばその映像が映っているチャンネルもあるはずなのだが、<br> どこにチャンネルをあわせても、そのような番組がやっている場所が無い。<br> <br> <br> '''464 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 08:35:50 ID:qWLsRePB0'''<br> そこでテレビの裏へまわりアンテナ線を抜いたりさしたりしてみたのだが、それでも何も変わる様子が無い。<br> ちょっとビビり始めた俺は、ひとまずテレビの電源を切ろうと、リモコンのスイッチを押してみた。<br> しかし、なぜかテレビの電源が切れない。<br> それならばと、テレビ本体の主電源を押してみたのだが、なぜかそれでもテレビは消えないうえに、<br> おかしな事に、テレビの主電源の横のランプは点いてすらいない。<br> 俺はかなり混乱し始め、「これは電源か何かの故障だ」と自分に言い聞かせながら、<br> 今度はテレビ本体のコンセントを抜いてしまう事にした。<br> が、そこで俺は「うわっ!」と声をあげてしまった。<br> コンセントが刺さっていない…<br> コンセントは、テレビやDVDプレーヤーなどの電源が刺さっているタコ足ごと抜けている。<br> もう何がなんだか解らず完全にパニックになった俺は、玄関にいる2人に「なんだよこれ?」と聞いた。<br> するとT子は、<br> 「だからおかしいって言ったでしょ。コンセント抜いてもついてるんだよ。どうすればいい?」と言う。<br> どうすれば良いと言われても、俺にもどうしたら良いのかなんて解らない。<br> 女2人に一応頼られている手前、俺としても良い格好したいのはやまやまだが、<br> 電源が抜けているにもかかわらず、映像を映し続けるテレビなどと言うものを、なんとかする知識は俺には無い。<br> <br> パニックで嫌な汗をかき始めていた俺は、ハッとある事に気付いた。<br> さっきアンテナ線を抜いたら、少なくとも映像は消えたような…<br> そこで俺は急いでテレビの裏手に回ると、アンテナ線をいっきに引き抜いた。<br> すると一瞬ザッ…という音がしたあと、どことなく機械的な、低く抑揚の無い男の声のような、<br> ああああああああああああああああああああああ<br> という音が数秒続いた後、テレビは「ブツンッ!」という音と共に、電源を落としたのと同じ状態になった。<br> テレビの前でしりもちをつき、暫らく放心状態だった俺は、<br> A美とT子の「どうなった?大丈夫?」という声で我に返り、一応消えた事を伝えた。<br> その時は2人を不安にしてもいけないと、最後の声の事はその場では言わなかったが。<br> <br> <br> '''465 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 08:36:53 ID:qWLsRePB0'''<br> 後から聞いたのだが、その日テレビを見ながら2人で夕食を食べていると、<br> 何の前触れもなくテレビがあの状態になったとか。<br> 最初は俺と同じように、画面の映りが悪くなっただけかと思ったが、<br> 徐々に何かが見え始め、それが森か林の中を歩く人の列だと気がついたため、<br> 俺と同じような対処をしたが全く消える気配がなく、<br> それどころかだんだんと、元の映像よりも森の中を歩く人の姿の映像のほうがはっきりしてきたため、<br> 怖くなってマンションを飛び出し、A美の問題の事情を知っている俺を呼び出した、という事だった。<br> <br> T子のテレビなのだが、月曜日に俺とA美も立ち会って復旧させてみたところ、<br> 普通に何の問題もなく、あの映像も映らずについたため、多分もう問題ないのだと思う。<br> A美には俺とT子が、「過去に似たような事はあったか」と聞いてみたが、<br> A美の覚えている限り、こんな出来事は一度も無いとか。<br> <br> ちなみに、なぜ木の話と関係があるかもしれないと最初に書いたかと言うと、<br> 翌日電話でA美から聞いたのだが、<br> 最初に2人が見ていた番組、テレビに映っている『出演者全員に木が生えていた』らしい。<br> <br> <br> '''483 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 12:49:38 ID:eeaN+WuX0'''<br> >>462-464<br> 乙です<br> つまり、見えない筈のT子にも森の光景は見えていたんですか?<br> それとも、T子にはTV番組しか見えていなかったのですか?<br> コンセントが刺さっていないことを考えると、それだけでも十分異常ですが。<br> <br> 2人は最初に何の番組を見ていたのでしょう?<br> <br> それと、失踪した酒井法子さんには問題の木が見えましたか?<br> <br> <br> '''502 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 15:01:54 ID:d+5dJZrYO'''<br> しかし何でテレビの電源とかが切れない時って、必ずコンセントが抜けてるんだろう<br> <br> <br> '''529 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 17:05:43 ID:TChOV+Xr0'''<br> >>483<br> '''ID変わってると思いますがID:qWLsRePB0です。'''<br> テレビに映っている映像ですが、俺もT子も普通に森か林の重なった映像が見えていました。<br> ちなみにどちらも、人の背中に生える木は見えません。<br> <br> あと、どの番組かなどですが、場合によっては誹謗中傷になってしまう可能性もあり、トラブルの元なので、<br> 具体的な個人名や番組名などは言及しない事にします。<br> <br> ただし、一つ書ける事があります。<br> 少なくともA美が見る木は、1年以内に急成長して枯れるという事例は今まで一度も無いそうなので、<br> 酒井法子さんは仮に木が生えていたとしても、<br> 一連の『去年からの木の生えた人の急増』とは全く関係ないと思われます。<br> <br> >>502<br> 説明不足ですみません。<br> 最初からコンセントが抜けていたのではなく、<br> コンセントを抜いたのは、異変に気がついたT子かA美のどちらかです。<br> それでも消えないため外へ逃げ出す>俺へ電話というのが、時系列での流れです。<br> <br> <br> '''534 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 17:19:46 ID:VpB7UDGL0'''<br> >>529<br> 483ですが、㌧!<br> 木を見る能力がない人にも見えていたのが本当に不思議ですね。<br> ここで電器屋さんを呼べば、もっといろいろ分かったかも…<br> いや呼ぶのは神主さんかお坊さんかな?<br> <br> 番組名については了解しました。<br> <br> それと酒井法子さんについて、最初は木と関係ないのかと思ったのですが、<br> 『去年からの木の生えた人の急増』とは関係なくても、<br> 数年掛けて成長するタイプの木の方はもしかして…ってことですよね?<br> 何だか怖いです<br> <br> <br> '''535 :529:2009/08/07(金) 17:24:36 ID:TChOV+Xr0'''<br> >>534<br> あ、すみません。<br> 書き方またおかしかったですね。<br> <br> 最近増えた木の生えている人の木も、以前からの木も、どちらも成長は遅いようです。<br> 去年から一斉に生え出した木も、個人差はあるようですが、大きくてもまだ1mにも満たないそうです。<br> 書きたかったのは、今までの木の生長スピードから考えて、<br> 『一斉に生え出した黒い木』とは無関係という意味です。<br> <br> <br> == 関連項目 == *[[人に生える木]] <br> == 外部リンク == 引用元:<html><a href="https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1249333602/">死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?221</a></html> [[Category:不思議]] [[Category:洒落怖]] {{DEFAULTSORT:ひとにはえるきそのこ}} <br> <br>
Summary:
Please note that all contributions to Wikiminati are considered to be released under the クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 (see
Wikiminati:著作権
for details). If you do not want your writing to be edited mercilessly and redistributed at will, then do not submit it here.
You are also promising us that you wrote this yourself, or copied it from a public domain or similar free resource.
Do not submit copyrighted work without permission!
Cancel
Editing help
(opens in new window)